ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(30=レアル・マドリード)が7日、都内で行われた美容機器メーカーMTG社のイベントに登場した。

 同社の新商品をPRしたC・ロナウドは新シーズンへ向け「しっかりとプレシーズンをこなすことが大事。レアルは(キャンプを)オーストラリアで行うのでそこで体調を整えながらシーズンに備え、レアルでできるだけ多くタイトルを取りたい」と意気込みを語った。欧州メディアでは移籍の可能性が取りざたされており、C・ロナウド自身が改めて“クラブ愛”をアピール。残留を強調したわけだが、これには伏線もある。

 先日、米国で会見した際、2018年にRマドリードとの契約が満了する件について質問が相次ぎ激高。予定外に会見が長引いたイライラもあって、スタッフに「この男性(質問者)に対して感じの悪いヤツになれっていうのか。もうやめだ」と怒鳴って、そのまま会見を終了させる“事件”を起こしているのだ。

 このためか、この日の質疑応答も代表者に限定。当たり障りのない質問にC・ロナウドも終始上機嫌。抽選で選ばれた一般ファンが直接質問するコーナーでは、女性からの質問に答えた後、ハグをサービスするほどだった。