ドルトムント香川2発も兄貴分・大久保は辛口評価

2015年07月08日 16時00分

2ゴールでアピールした香川(左)を大久保は褒めなかった

 ドイツ1部リーグ、ドルトムントの日本代表MF香川真司(26)が、6―0で大勝したJ1川崎とのプレシーズンマッチ(7日、等々力)で2ゴールを挙げ、トーマス・トゥヘル新監督(41)に猛アピールした。

 

 ドルトムントの一員として凱旋を果たした香川は、本職のトップ下で先発すると、前半5分に右からのクロスに珍しく頭で合わせて先制点。さらに同36分には右足で2点目をたたき出した。香川は「いいアピールになった。今季は1年を通して試合に出られるようにしたい」と手応えを口にし、新指揮官からも「2ゴールはパーフェクトな内容」と評価された。

 

 捲土重来を期す新シーズンに向けて幸先いいスタートを切ったが、初めて対戦した元日本代表FW大久保嘉人(33)は弟分を褒めると思いきや、意外にもくぎを刺した。

 

「いいスタートにはなったと思うけど、自信にはならないよ。本番じゃないし、このチーム(川崎)じゃね」

 

 この真意は、2ゴールにも過信するなということだ。実際に6失点が示すように、川崎のパフォーマンスはかなり低調だった。大久保は「若いやつらにはもっと積極的にやってほしかった。全然、覇気がない。何考えているんだと。よければ(ドルトムントなど欧州クラブから)オファーが来るかもしれないのに」とまくしたてた。

 

 兄貴分は、香川の実力を誰よりも認めているからこそ、こういう試合でゴールを決めただけで安易に“復活した”と言いたくなかったようだ。