【サッカー女子W杯】“最後の対決”澤とワンバック健闘たたえハグ

2015年07月06日 12時34分

澤穂希とワンバック(写真はロイター)

 カナダ女子W杯決勝が5日(日本時間6日)に行われ、なでしこジャパンは米国に2―5で敗戦。日本代表MF澤穂希(36=INAC神戸)と米国代表FWアビー・ワンバック(35)。女子サッカーのレジェンド2人にとって最後となるW杯での対決はワンバックに軍配が上がった。


 澤とワンバックは米プロリーグのワシントン・フリーダム時代に同僚だった2009年から交流が続く。12年には良性発作性頭位めまい症を患った澤をワンバックが鹿児島のキャンプ地まで訪ねて激励。決勝前日の会見でもワンバックは「澤は日本の象徴。驚くべき選手でリスペクトしている」と明かしている。


 11年W杯ドイツ大会決勝、12年ロンドン五輪決勝と頂点を争う試合は今回が3度目。今大会ベテランの2人は途中出場が多く、決勝でも澤は1―4とビハインドだった前半33分から交代出場。ワンバックも後半34分に投入された。


 ワンバックがピッチ上に現れると澤とさりげなくタッチを交わし、国を越えた友情をうかがわせた。その後は激しいプレーを見せ、後半38分には澤がワンバックを削り、イエローカードをもらっている。


 試合後は互いの健闘をたたえ合うようにハグ。澤、ワンバックともに今回のW杯を最後と公言。女子サッカーの歴史に一つの幕が下りる。