欧州制覇の夢へ「本田オーナー」始動

2015年07月01日 16時00分

SVホルンのトライアウトには多くの選手が参加した

“チーム・ジャパン”で野望への第一歩を踏み出した。日本代表FW本田圭佑が実質的にオーナーとなったオーストリア3部リーグSVホルンの国内トライアウトが30日、都内で実施された。

 

 書類審査を通過した17~30歳の約100人が参加。ドイツやタイ、日本でプロ経験のある猛者が集まる中、福岡大4年のFW田口光樹(21)が存在感をみせた。九州国際大付高(福岡)時代に出場した全国選手権でハットトリックを達成し、日本代表FW永井謙佑(26=名古屋)をほうふつさせる快足で“永井2世”と呼ばれた逸材。実戦形式ではゴールを記録し、猛アピールした。

 

 今後は1日に合否が通知された後、合格者は6日からホルンで3日間にわたって行われる最終選考に参加する。

 

 本田のマネジメント事務所副会長でホルンCEO(最高経営責任者)も務める神田康範氏は「本田の夢に『世界一のサッカー組織になる』というものがある」と代弁。ホルンは今後も世界進出を図りながら、欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝という野望に向けて突き進むが、着々と“本田体制”は整っている。

 

 事務所関係者によると「日本からスカウトなどのスタッフも行く予定です」。J1浦和にスタッフとして在籍し、今季ホルンでコーチを務めたモラス雅輝氏(36)も来季残留が濃厚。他国と比べて外国人枠も広く、チームジャパンでホルン強化をスタートさせる。