【サッカー情報局】

 サッカー担当記者:なでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)が来年3月ごろのリオ五輪アジア最終予選まで続投が確実になりました。カナダ女子W杯を視察している日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)が27日に契約について「今のところ全然変わりありません」と話したそうです。

 デスク:W杯ベスト4という結果を出したんだし、続投は当然。リオ五輪本番も視野に入っているんじゃないのか。

 記者:そうなんですけど…。実はサッカー界では「佐々木監督が退任するかも」と言われていたんです。2007年に就任してから、現在まで長期政権となり、チームのマンネリ化を気にしているみたいですね。

 デスク:確かに代表メンバーはほぼ変わっていないし、サッカー自体も大きな変化はない。リオ五輪に向け、何か上積みできる気はしないな。

 記者:でも、W杯後の8月には東アジアカップ(中国)、来年には五輪アジア予選があります。急に指揮官が交代しても混乱するだけですし、おそらく佐々木監督も「辞める」とは言えないでしょうね。

 デスク:仮に佐々木監督が退任した場合、次の監督候補は誰なんだ?

 記者:待望論があるのはスウェーデン代表のピア・スンダーゲ監督(55)です。元米国代表監督で手腕に定評があり、日本事情も詳しい。関係者は「(20年)東京五輪までやってもらえばいい」と話してました。

 デスク:本当にスンダーゲ監督が呼べるなら、勇退もありかもな。