ドイツ1部リーグ、マインツの日本代表FW岡崎慎司(29)のレスター(イングランド)移籍(本紙既報)が確実となった。25日付のドイツ紙「アルゲマイネ・ツァイトゥング」(電子版)によると、クラブ間の移籍交渉で、獲得を望むイングランド・プレミアリーグのクラブと合意したという。移籍先は明らかにしていないが、岡崎は1月にレスター入りが取り沙汰された。


 ドイツで2季連続の2桁ゴールを記録した岡崎は日本代表FW武藤嘉紀(22=FC東京)のマインツ入りが決まった際、チームメートになることに「どうなるか分からないんで…」と移籍の可能性を示唆していた。またイングランドでのプレーについて「子供のころからの夢」と話し、移籍を熱望していた。


 同紙によれば交渉は契約の細部を確認する最終段階で、マインツが得る移籍金は1000万ユーロ(約14億円)程度。岡崎はすでにドイツの自宅を引き払ったという。