宇佐美が無理な節制で“ガス欠”危機

2015年06月24日 16時00分

 J1G大阪の日本代表FW宇佐美貴史(23)が“ガス欠危機”だ。G大阪は23日のアウェー・柏戦で0―1と敗れた。これで3試合連続勝ち星なしとチームの調子は下降気味。その原因となっているのが宇佐美だ。

 

 今季はここまで得点ランク首位タイの10ゴールをマークしているが、最近はゴール欠乏症に陥っている。この日も無得点に終わり、リーグ戦やアジアチャンピオンズリーグ(ACL)、日本代表戦を含めて8試合連続ノーゴールという状況だ。

 

 今季序盤が好調だっただけに、まさに突然の急降下。いったい宇佐美の身に何が起きたのか? 「宇佐美はまだまだ体力面で足りない部分がある。その中で過密日程をこなして、周りからは守備のことを言われ、ハリルホジッチからは脂肪を落とせと怒られて…。そりゃあ、大変だよね」と指摘するのは在京Jクラブの強化担当者だ。ここまでリーグ戦16試合、ACL8試合、代表戦4試合の全てに出場するという過酷なスケジュールを消化。さらに日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(63)が追い打ちをかけた。サッカー選手としては高めの体脂肪率14%台という数値を“公開”したうえで、これを減らすことを厳命。宇佐美はハリル指令を気にしすぎるあまり、無理な節制を自らに強いてしまったのだ。

 

 5月16日の川崎戦で全身けいれんを起こすなどコンディションの低下が目立つようになり、7日の神戸戦ではスプリント回数がわずか6回にまで落ち込むことも。今季は課題の守備面も克服しようと開幕から走りまくったこともたたり、シーズン折り返し地点で早くも青息吐息なのだ。

 

 試合後に宇佐美は「疲労は特にない」と強がったが、この先が心配…。