なでしこ佐々木監督 エクアドル戦も「スピルバーグ采配」

2015年06月15日 16時00分

【カナダ・ウィニペグ14日(日本時間15日)発】カナダ女子W杯1次リーグ最終戦のエクアドル戦(16日=同17日)を控えたなでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)が公式会見に臨み、体調を優先した選手起用をする考えを示した。

 

 すでに決勝トーナメント進出を決めているうえ、2試合で失点16と守備に難があるチームとの対戦とあって、主力を温存することも選択肢の一つだが、指揮官は「休ませても(決勝T1回戦まで)1週間空く可能性もあるので、そのへんはあまり考えていない。コンディションのいいメンバーの構成でしっかり勝ち点3を取ることを前提にしている」と語った。その中で、GKについてだけは福元美穂(31=岡山湯郷)の起用を明言した。

 

 ここまでの2戦で先発を固定しないことについては海外メディアからも疑問の声が出ている。だが佐々木監督は「なるべくなら1次リーグの間にめぼしい構成をしつつ、決勝Tを見据えているが、変更やその他のエクスキューズがあったりするから」。あえて先発を固定せず、失敗を繰り返すことでチーム戦術の幅を広げるのが狙い。「スピルバーグ采配」はエクアドル戦でも見られそうだ。