長谷部が願う リーダー“新戦力”の台頭

2015年06月15日 11時00分

“複数キャプテン制”を口にした長谷部

 ロシアW杯アジア2次予選シンガポール戦(16日、埼玉)に臨む日本代表MF長谷部誠(31=Eフランクフルト)がキャプテンに複雑な思いを抱いている。

 国際親善試合イラク戦(11日、横浜)でゲームキャプテンに指名された長谷部は、2010年南アフリカW杯から昨年6月のブラジルW杯まで不動の代表主将を務め、わずか6か月の短期政権に終わったアギーレジャパンでも、その役割は変わらなかった。ハリルジャパンでもキャプテンが既定路線とみられている。そうした状況に長谷部は異を唱えた。「試合前に『この試合のゲームキャプテンだ』と言われましたけど、このチームにはリーダーが4~5人いるし、誰がキャプテンというのはない。多くの選手がリーダーとしてやっている。みんなが自覚を持ってやるのはいいのではないか」

“複数キャプテン制”を口にしたのは、ブラジルW杯後に「若い選手がやるべき。僕はそれをサポートできる」と“キャプテン引退”を宣言したことも無関係ではない。現在31歳。18年ロシアW杯まで代表選手でいられるか微妙な年齢となり、早く若手に禅譲したいと考えているようだ。

 もちろんバヒド・ハリルホジッチ監督から指名があれば断ることはないが、日本代表では世代交代が叫ばれている。長谷部もリーダーの“新戦力”台頭を願っているのだが…。