【カナダ・バンクーバー11日(日本時間12日)発】サッカー、カナダ女子W杯1次リーグのカメルーン戦を12日(日本時間13日)に控えるなでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)らが公式会見を行った。

 8日の初戦で、なでしこは難敵スイスに1―0。カメルーンはエクアドルを6―0で一蹴と対照的な戦いをしたとあって佐々木監督は「相手は気持ち良く入ってくると思う。明日はボールを左右に動かしながら展開し、流れの中から点を取れるようにしたい」と話した。

 カメルーンは初戦6得点のうち3点がPKによるものだった。会見に出席したDF岩清水梓(28=日テレ)は「相手のスピードが脅威になると思う。ペナルティーエリア内に入られた場合、独特のリズムやドリブルになかなか対応できなくなるシーンが出てくるかもしれない」と警戒心を強めた。

 勝てば1次リーグ1位通過に大きく近づくだけに、何としても勝利をもぎとりたい一戦だ。