GK川島が生き残りへ悲壮覚悟

2015年06月10日 16時00分

必死でボールに食らいつく川島(右)は悲壮な決意で臨む。左は本田

 日本代表の守護神から陥落の危機にあるGK川島永嗣(32=スタンダール)が、危機感たっぷりに生き残りを誓った。

 

 所属クラブで出番を失い、今季限りで退団を決意。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は原則として試合に出ていない選手は呼ばない方針のため「状態を確認する」との理由で“例外的”に招集された。それだけに、今回のパフォーマンス次第では次回の代表入りはないと言っていい状況だ。

 

 川島は「3月(の招集時)でもそうだったけど、監督から『こういう(クラブで出場機会がない)状況では代表に呼びづらい』と言われている。いいプレッシャーだと思っている」。自身が置かれたピンチをひしひしと感じながら、生き残りへの力に変えようと必死になっている。

 

 厳しい状況でも自信はある。「自分が積み重ねてきたものがある。海外で5年間やってきて日本とは違う経験をしている自分だからこそ出せるものはある。あと自分は年上だし、チームが若くなっているなかで還元できることがある」。守護神を争うライバルにはない経験とリーダーシップをアピールしていく。

 

 今回のイラク戦と、W杯予選シンガポール戦で好プレーを見せて正GKの座を死守すれば、新たな所属先を見つけるうえでもアピールになる。川島は「今は代表に集中しているけど、この2試合が次につながっていくと思う」と、やる気をみなぎらせていた。