欧州クラブ買収の本田 次は国内クラブも?

2015年06月10日 16時00分

イレブンに指示を出す本田

 日本代表FW本田圭佑(28=ACミラン)のマネジメント事務所「HONDA ESTILO」がオーストリア3部リーグ・SVホルンの経営に参入することになった。9日に行われたホルンの総会で正式に承認されたもので、同事務所が発表した。

 

 本田がオーナーの同事務所が買収したことで、本田自身がプロクラブの実質的なトップとなった。今回の経営参入で市場拡大を進め、アジア圏での新規サポーターとスポンサー獲得を狙う。また1部リーグへの昇格と欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場を目指し、6月下旬には来季に向けて日本人を対象にしたトライアウトを行っていく。

 

 かねて本田は欧州クラブを保有したい意向を持ち、恩師で母校・星稜高(石川)サッカー部の河崎護監督にも展望を明かしていたが、今回の買収はあくまで野望の第一段階にすぎない。親しい関係者によると「圭佑は、いずれは日本国内にクラブを持って“欧州に多くの日本選手を送り出していきたい”と話していた」。

 

 第2の故郷となる石川県を本拠地とするクラブ設立構想で、Jリーグ加盟を目指していくというもの。本田は石川入りするたびに地元関係者にプランを話し協力を要請。さらに日本や欧州にとどまらず、世界中に本田の哲学が反映されたクラブを保有する考えを持っているという。

 

 現在、本田は日本全国で49校のサッカースクールを展開し、2000人以上の生徒が在籍している。子供たちに「夢を実現するためにはいま、動かないとダメなんだ」と力説しているように、今回の買収も言葉通りに実践した。次なる目標も必ず実現させるはずだ。