本田 不安だらけの代表合流

2015年06月06日 16時00分

左から香川真司、本田圭佑、ハリルホジッチ監督

 FW本田圭佑(28=ACミラン)が5日、不安要素を抱えて千葉県内で行われている日本代表合宿に合流した。

 

 この日は同じく合流初日のMF香川真司(26=ドルトムント)とともにランニングなど本隊とは別メニューで約1時間の調整。ロシアW杯アジア2次予選シンガポール戦(16日、埼玉)からスタートするW杯予選に向けて「本大会(W杯)と別だし、アジアカップと比べても別物。これはこれで新鮮なものだと思う」と語ったが、バヒド・ハリルホジッチ監督(63)のもとでは安閑としていられない。

 

 前回招集のウズベキスタン戦(3月31日)では縦への速さを強調するハリル流には対応できず、5―1の大勝にも一人蚊帳の外。「少し(自分の)否定になるところもある。しかし間違いを認める勇気を僕は持っている」と珍しく反省の弁を述べたほど。その課題を克服していなければ今後の代表の座も危うくなる。

 

 またミランでの立場も不安定。放出候補として名前が挙がり、仮に本人が希望する残留となったとしても、新監督就任が有力なシニシャ・ミハイロビッチ氏(46)が、今季の監督を務めたフィリッポ・インザーギ氏(41)のように重用する保証はない。それだけに本田は「(今オフは)難しい調整になってくる。個人的には(ミランの)監督が決まってない中で言えることは多くない」と気が気ではない様子だ。

 

 代表でも所属クラブでも厳しいサバイバルを迫られるエースが、この状況を打開できるのだろうか。