【FIFA会長選】ジーコ氏出馬意欲で「神様vs将軍」

2015年06月05日 10時00分

出馬に意欲を示したジーコ氏

 汚職事件で揺れる国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(79)が2日(日本時間3日)、突然辞任を表明した問題で、FIFAは12月から来年3月の間に臨時総会を開き、後任会長を決める選挙を実施する方針だ。

 現時点で5月29日の会長選を戦ったヨルダンのフセイン・アリ王子(39)、途中で辞退した元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏(42)、オランダ協会会長ミハエル・ファンブラーグ氏(67)、ブラッター氏に辞任を迫った元フランス代表で欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長(59)の出馬が有力視されている。

 また、FIFA元副会長の鄭夢準氏(63=韓国協会名誉会長)やイングランド協会(FA)会長グレッグ・ダイク氏(69)ら、世界中の関係者や元選手も会長選に関心を示している。2日(日本時間3日)には元ブラジル代表MFで、日本代表監督も務めたジーコ氏(62)がフェイスブックで「やらない理由はない」と出馬に意欲を示した。

 かつて「サッカーの神様」と呼ばれた元スター選手。1980年代には「将軍」と呼ばれたプラティニ氏と、イタリア1部リーグで得点王争いを繰り広げるなど、クラブや代表戦で激しい“覇権争い”を繰り広げた。今回、2人が揃って会長選に出馬すれば「神様対将軍」のライバル対決として大きな注目を集めるのは間違いない。

 一方、FIFA会長選に立候補するには、加盟5か国の推薦が必要になる。

 ジーコ氏は母国のブラジルサッカー連盟(CBF)と良好な関係ではないため「まだ協力者はいないが、日本には常に支持基盤がある」とフェイスブックに記していたが、日本サッカー協会は、同氏を推薦しないと見られており、出馬できるかは微妙な情勢だ。