なでしこ岩渕を“秘密兵器化”

2015年06月04日 16時00分

“秘密兵器”の岩渕真奈

【カナダ・バンクーバー2日(日本時間3日)発】カナダ女子W杯に臨むなでしこジャパンは午前と午後に2度の練習を行い、主に攻撃面の課題解消に取り組んだ。1次リーグ初戦の相手となるスイスの報道陣を警戒し、佐々木則夫監督(57)は3日の練習を一部非公開にする考えを示唆。初戦のメンバーを決める紅白戦を見られたくないというのが表向きの理由だが、それ以上に「隠したい選手」がいることも影響している。

 

「岩渕の存在をあまり知られたくない。彼女は決勝トーナメントの切り札。だから、しばらくは“ケガでまだ使えない”ということにしておきたい」(チームスタッフ)

 

 FW岩渕真奈(22=バイエルン・ミュンヘン)は右ヒザを痛めて現時点で全体練習に合流できていない。それでも佐々木監督は「唯一に近いジョーカー候補」としてメンバーから外さなかった。切れ味鋭いドリブルは相手にとっては脅威。今季、バイエルンでリーグ制覇に貢献したとはいえ、まだ「なでしこの岩渕」の実力はベールに包まれているだけに、情報を漏らしたくないわけだ。初戦のスイス戦はもちろん、指揮官は大目標の連覇に向けて着々と“秘密兵器”の準備も進めている。