日本代表FW本田圭佑(28)が所属するACミラン(イタリア)の次期監督問題が大詰めを迎えている。

 ミランは3日までにレアル・マドリード(スペイン)の監督を退任したカルロ・アンチェロッティ氏(55)が「来季にチームを率いることはない」と公式ホームページで発表した。そこでサンプドリアのシニシャ・ミハイロビッチ監督(46)を筆頭に、パルマのロベルト・ドナドニ監督(51)、フィオレンティナのビンチェンツォ・モンテッラ監督(40)が新指揮官の候補に浮上しているが、本田にとっても人ごとではない。

 自身のプレースタイルは、指揮官によって大きく好みが分かれるだけに、死活問題となるからだ。2日にベトナムでサッカー教室を開催した際、ミランの監督人事について「そういう方向でクラブも監督も認識していると思うので、おそらく新しい監督が来る方向に進むのではないか」と言及。かなり気にしている様子だった。

 本田は5日に日本代表へ合流し、ロシアW杯アジア2次予選に備えるが、来季も名門クラブでプレーするためにも、ミラン監督選定の動向から目が離せないようだ。