人工芝ピッチのW杯 澤のパンクが心配

2015年06月03日 16時00分

【カナダ・バンクーバー2日(日本時間3日)発】カナダ女子W杯で連覇を狙うなでしこジャパンは当地で初練習を行い、ジョギングやパス練習などで約1時間、軽めに体を動かした。

 

 男女合わせて史上初のW杯6大会出場となるMF澤穂希(36=INAC神戸)もリラックスした様子で練習を行ったが、不慣れな人工芝ピッチでの大会とあって、周囲は本人以上の緊張感を漂わせている。

 

 初戦のスイス戦(8日=日本時間9日)に出場すれば国際Aマッチ通算200試合の金字塔を打ち立てる澤。国内での親善試合2試合でも抜群の存在感を見せ、佐々木則夫監督(57)も「澤中心のローテーションを組む」と信頼を寄せている。

 

 だがスタッフの一人は「今の動きにキレがありすぎるだけに、誰かが止めないと人工芝で壊れてしまう」と絶好調であるがゆえの不安を吐露。ただでさえ人工芝ピッチは足腰への負担が大きく「疲労が残りやすい」(MF宇津木瑠美)。過去の経験だけでは埋めきれない“難敵”だ。

 

 現時点で指揮官は澤に出場時間制限を設ける意向を示していない。温存策を交えながら大会を進めていくのかを含め、なでしこのベンチワークに注目が集まる。