<前園氏の海外組査定>岡崎は文句なし「A評価」

2015年06月06日 16時00分

【前園真聖 ゾノの焦点】今季全日程を終えた欧州各国リーグでプレーした主な日本人選手は、どんなシーズンを過ごしたのか。元日本代表MF前園真聖氏(41=本紙評論家)が、A~Cの3段階でイレブンを緊急査定した。

 

 最も活躍した日本人は、マインツ(ドイツ)のFW岡崎慎司(29)。文句なしのA評価です。エースとして2季連続で2桁ゴールを記録し、結果を残しました。前線からの守備など貢献度は高く、サポーターからも絶大な支持を受けています。噂される移籍が実現すればステップアップは間違いないです。

 

 Eフランクフルト(ドイツ)のMF長谷部誠(31)もA。どんな監督でも求められた役割をこなせる能力はすごい。選手からも絶大な支持を得ているようですし、チームに不可欠な存在ではないでしょうか。ポジション的にあまり目立ちませんが、堅実なプレーは評価されていますし、彼の場合は当然の活躍です。

 

 またハノーバー(ドイツ)のMF清武弘嗣(25)はFKキッカーを任されているように、チームからの信頼も厚いですが、十分に能力を発揮したとは言い難いのでB評価になります。本来は、もっとできる選手ですし、ゲームメークだけではなく、貪欲にゴールを狙えるようにならないと、この先は厳しいかもしれません。

 

 サウサンプトン(イングランド)のDF吉田麻也(26)は期待を込めてB。クレバーなプレーと判断力で世界トップ級のストライカーと渡り合っているのは素晴らしいこと。コンスタントに試合に出られるようになれば周囲との連係を含め、さらに成長できるはずです。

 

 スタンダール(ベルギー)のGK川島永嗣(32)はC評価。欧州で活躍するには最も難しいポジションですが、先発を外れてからは、いい状態にはありません。コンスタントに出場していないため試合勘も薄れているようで、日本代表でもパフォーマンスは上がっていません。