【イタリア・ミラノ31日(日本時間1日)発】イタリア1部(セリエA)最終節、DF長友佑都(28)のインテルはホームでエンポリに4―3で勝利した。長友は前節のジェノア戦に続いて先発フル出場したものの、インテルの最終順位は8位で確定。来季の欧州リーグ出場権獲得はならなかった。

 右サイドバックに入った長友は自慢の走力を発揮して奮闘したが、後半だけで3失点。FWイカルディの2得点など攻撃陣の活躍で勝ち点3を手にしたが、満足のいく内容ではなかった。

 契約期間が残り1年の長友は今季限りでの放出の噂も絶えないが、インテルのマンチーニ監督は「彼はよく練習するし、決して手を抜かない。ミラノに残る可能性がある」と発言。故障が増えて一時は戦力外とも思われたが、一転して残留の可能性も出てきた。