ドイツ1部リーグ、ドルトムントの日本代表MF香川真司(26)は30日(日本時間31日)、1―3で敗れたドイツカップ決勝(ベルリン)のボルフスブルク戦にフル出場。先制点をアシストするなど、好パフォーマンスを見せた。

 今季開幕後の昨年8月にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)から電撃復帰。当初はなかなか調子が上がらなかったが、シーズン終盤になって本来のプレーを取り戻し、来季に向けて完全復活への手応えをつかんだ。

 香川は「監督を勝たせてあげたかった」と、今季限りで退任するユルゲン・クロップ監督(47)が有終の美を飾れなかったことを悔やんだが、10番を背負って臨む日本代表では再び躍動してくれそうだ。