元日本サッカー協会会長で日本トップリーグ連携機構代表理事長会長の川淵三郎氏(85)が6日、ツイッターを更新。ロシアによるウクライナ侵攻で、自身の幼少期の戦争体験を思い出したことを明かした。

 川淵氏は「ウクライナでミサイル攻撃に怯える市民を見るたびに昭和20年の自分を思い出す」と今回の戦争で幼少期の体験の思い出がよみがえったという。

 当時小学生だった川淵氏は「毎晩のように警戒警報発令のサイレンが鳴り暫き暫くしてB29の爆音が聞こえてくる。一機ずつ延々と続く敵機襲来に20キロほど離れた大阪市内が真っ赤に燃え上がるのが見える」と空襲で炎上した大阪市内の光景を目にしたという。
 
 その上で「戦争がなくなってほしいと心底願った8歳の頃を」と当時の切実な思いを回想した。