カズ「フットサル代表候補選出」に批判の声

2012年09月23日 18時00分

 キング・カズこと元日本代表FW三浦知良(45=J2横浜FC)のフットサル代表候補選出に大きな波紋が広がっている。タイで開催されるフットサルW杯(11月)を目指す候補メンバー入りしたカズ。新たなチャレンジに大きな期待がかかる一方、疑問の声も上がっている。

 

 ミゲル・ロドリゴ監督(42)は「彼ならできる。チャレンジャーだからリストに入れた。それを(合宿で)証明してくれる。これまでチームになかったものを与えてくれる」と説明。フットサルへの適応も問題ないとし、新戦力として大きな期待を寄せている。

 

 その一方でサッカー界からは「カズさんをどうこう言うわけではないけど、完全に客寄せパンダ。協会はやり過ぎじゃないか。真剣にフットサルをやっている選手にも失礼だし、ましてや日本代表ですからね」(在京クラブのJリーガー)という指摘も出ている。

 

 11人制のサッカーと5人制のフットサルでは戦術面も技術面も求められるものが違う。しかも今回は日本代表だ。いくら経験やリーダーシップを備えるカズといえども、フットサルは“異業種”。さらに45歳という年齢から体力面の不安もあり、代表選出には疑問の声が相次いでいる。

 

 またJリーグ開催中であることも問題視される。元日本代表選手は「横浜FCが(カズの代表入りを)承諾したことが大問題。シーズン中に、チームを離れるのはどうか。サポーターだって怒るでしょう。そんなのが許されるのか」と苦言を呈し、本業がおろそかになるのでは、と警鐘を鳴らした。

 

 日本サッカー協会の松崎康弘・常務理事(58)は、本紙の取材に対し「賛否両論があるということ。横浜FCがサポーターから(文句を)言われているのは知っているが、クラブやJリーグも含め、承諾してもらった」と話すにとどまった。

 

 カズは24日から同代表の強化合宿(名古屋)に参加する予定だが、サポーターからの反発を含め、各方面に大きな影響を及ぼしそうだ。