元日本代表のFW大久保嘉人氏(39)が22日、都内で行われた自著「俺は主夫。職業、現役Jリーガー」(講談社)発売記念会見に登場し、サプライズに遭遇した。

 同書は昨季、C大阪に復帰した際、単身赴任で大阪で暮らすつもりだったが、三男・橙利くんの希望で2人暮らしになり、大久保氏が現役Jリーガーとして初めて直面する家事や子育てに奮闘する様子がつづられている。大久保氏は「自分がやるしかなかった。やるならしっかりやりと思ったからこなせたと思う。結婚している選手から『(家族から家事などを求められるので)やめてください』と言われたけど、〝やれよ〟って思う」と胸を張った。

 著書にまつわるエピソードなどを話している中、同氏が記録したJ1通算191ゴールがギネス世界記録に認定されたと伝えられ「初耳。200点いってないし、申し訳ない。ドッキリじゃない? まさか自分がもらえると思っていなかった」と目を丸くした。公式認定員から公式認定証を受け取り、事実と認識。するとJ1でのイエローカード104枚も最多だけに「イエローカード(のギネス世界記録)はないの?」とジョークを飛ばす一幕もあった。

 さらに橙利くん直筆の「めっちゃスーパー主夫Jリーガーだったで賞」の表彰状を受け取るサプライズも。大久保氏は「うれしいね。字がうまくなっている」と息子の成長ぶりに目を細めた。