香川にゲキ!「ルーニーとケンカせよ」

2012年09月19日 18時00分

 日本のエースに猛ゲキが飛んだ。欧州チャンピオンズリーグ(CL)は18日(日本時間19日)に開幕。日本勢ではシャルケのDF内田篤人(24)と、マンチェスター・ユナイテッドFW香川真司(23)が世界最高の舞台に臨む。注目の香川は腰痛の回復も順調で、CL初戦(19日=日本時間20日)ガラタサライ(トルコ)戦での復帰が濃厚だ。そんな香川は日本代表に参戦中、恩師で元日本代表DF都並敏史氏(51=現J2東京V育成アドバイザー)と極秘会談。厳しい指導を受けたことが判明した。

 

 都並氏は2007年にC大阪で監督を務めた際に、当時18歳で頭角を現し始めた香川を積極指導した。香川も都並氏を慕い、師弟関係を築き上げた。現在でも交流を深め、密接な関係にある。そんな中、香川が日本代表として臨んだキリンチャレンジカップUAE戦(6日、新潟)で久しぶりに再会した。

 

 都並氏は「新潟に行った時に、直接会って話したんだ。真司には『もっと強く言え! もっと主張しろ!』ということを言った。試合を見ていてもマンUではまだ全然ボールをもらえていないから…」と愛弟子に緊急アドバイスを送ったことを明かした。マンUの攻撃陣はFWロビン・ファンペルシー(29)やFWウェイン・ルーニー(26)ら世界的なスターばかり。いずれも勝ち気な性格で知られ、プライドも高く、香川にパスする場面は少ない。香川はリーグ開幕からスタメンを勝ち取ったものの「まだまだ人が良すぎる」と都並氏は厳しい注文をつけたのだ。

 

 都並氏は、香川が日本代表で思うような活躍ができない理由も「主張しないこと」にあると指摘し「監督やチームメートとの衝突はしなきゃいけない。カズ(三浦知良=45、J2横浜FC)やラモス(瑠偉=55、ビーチサッカー日本代表監督)さんもそうだった」とかつてのスター選手を引き合いに出し、自己主張の重要性を強調した。

 

「本田(圭佑=26、CSKAモスクワ)も『ボランチは嫌だ』とか言うでしょ。自分の地位を確保するためには(主張が)必要。グラウンド内では嫌なヤツ。外ではいいヤツになる。それを徹底すること」と都並氏は助言。それに対し香川は「まだまだ。これからが大事です」と気を引き締めていたという。

 

 欧州CLに向け、香川は「かなりタフなゲームが始まる。レギュラー争いもある。万全な状態で臨みたい」と意気込みを明かしたが、マンUでは欧州制覇が至上命令。のしかかる重圧の中、都並氏からのアドバイスで香川は世界最高の舞台でも躍進を見せる。