陽子W杯へ3か年育成計画

2012年09月20日 12時00分

 U―20女子W杯で6得点を挙げ、史上初の銅メダル獲得に貢献したヤングなでしこのMF田中陽子(19=INAC神戸)が、3年後のA代表入りに照準を合わせた。

 

 U―20女子W杯ではFKを左右の足で蹴る高い技術と得点力を見せつけた。ところが本人は「私はまだなでしこジャパンに入れるレベルにはない」と冷静に自己分析する。所属のINAC神戸では試合出場どころかベンチ入りできるかどうかを争う状況だけに「クラブで試合に出られないのに、なでしこなんて言えない。まずはINAC神戸でもっと自分を磨かないと…」とまずは実力を高めることに専念する。

 

 これについて、ヤングなでしこ関係者は「陽子はとても現実的な考え方の持ち主。自分の実力を知っているから大きなことは言わない。でも3年後のW杯は視野に入っている。だから3年計画で自分を強化し(カナダ女子)W杯直前に代表入りして活躍するというプランを立てている」

 

 なでしこジャパンは年内の活動予定がなく、次の大会は来夏の東アジア選手権。その後は女子アジアカップを経て2015年女子W杯という日程。そこで田中陽は3年間かけて進化して、15年大会の主役の座を目指しているのだ。女子サッカーの新ヒロインは「3年後までに、なでしこに入っていればいい」と、しっかりと将来構想を立てている。