香川19億円超え確実 岡崎移籍金高騰

2015年04月21日 11時00分

 侍ストライカーに大きなチャンスがめぐってきた。ドイツ1部リーグ、マインツの日本代表FW岡崎慎司(29)は18日、3―2で勝利した敵地のフライブルク戦で2ゴールを決め、今季リーグ12得点目をマーク。自身のシーズン得点記録更新どころか得点王も見えてきたことで、評価は急上昇している。移籍金20億円超えは必至で、来季の去就に注目が集まっている。

 

 昨季の15得点に続き、今季もここまで12得点。元エジプト代表FWモハメド・ジダンが持つマインツの通算得点記録29得点まであと2得点に迫り「これを抜けたらいい」と目標を設定した。あと4得点取ればシーズン自己記録も更新。さらに、リーグ得点王の可能性も見えてきた。

 

 現在19得点でランキングトップのFWアレクサンダー・マイアー(32=Eフランクフルト)は右ヒザ手術のため今季絶望。同2位のFWアリエン・ロッベン(31=バイエルン・ミュンヘン)も腹部筋肉の肉離れで戦線離脱している。上位の得点が伸びないだけに、残り7試合で岡崎にもチャンスは十分ある。

 

 そんな岡崎には、来季欧州チャンピオンズリーグ出場の可能性が高いボルシアMG(ドイツ)への移籍が浮上している。だが、ドイツ誌「キッカー」によると、マインツのクリスティアン・ハイデルGMは「ドイツ国内のチームにシンジを移籍させることは考えていない」と否定的な姿勢だ。

 

 こうした現状にも公認資格を持つある選手代理人は「マインツだって商売は考えるだろうし、岡崎に代わる選手が獲得できれば移籍を認めると思う。それに移籍交渉は駆け引き。他クラブからもオファーがあれば(競り合いになり)移籍金も上がる。マインツにはそういう狙いもあるのでは」と指摘した。

 

 今年1月、岡崎獲得に動いたレスター(イングランド)は移籍金1500万ユーロ(約19億2000万円)を提示したが、マインツは拒否。この経緯から「キッカー」誌も「岡崎の移籍金は高くなるだろう」と高騰を予測し、2012年にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が香川獲得時に支払った移籍金1500万ユーロを超えるのは確実な状況だ。2016年6月末まで契約を残す岡崎は、ボルシアMGからの興味について「地道にやってきた自負がある。評価されているのは素直にうれしい」。他のクラブからオファーがある可能性もある。今オフの注目度は高い。