サッカー界で新たな噛みつき魔現る! 噛みつきといえば、2014年ブラジルW杯でイタリア代表DFキエッリーニの左肩を試合中に噛んだウルグアイ代表FWルイス・スアレス(28=バルセロナ)が有名だが、今回もスアレスと同じ南米出身のFW。FKの名手と知られ、ドイツ・ボルシアMGなどで活躍したベネズエラ代表FWファン・アランゴ(34)だ。
昨年からメキシコ1部リーグのクラブ・ティファナに所属するアランゴは、現地時間4日に行われたモンテレイ戦、相手に3―4と1点リードされた試合終了直前に、すれ違いざま相手MFヘスス・サバラの左肩にガブリと噛んだ。
噛み付かれたサバラはピッチに倒れた後、主審に噛み跡をアピール。しかし主審はアランゴにはカードを出さず、試合はそのまま終了。サバラやモンテレイの選手が主審に詰め寄るなどピッチ上は一時騒然となった。
アランゴは試合後、地元紙にサバラへ謝罪し、シャツの交換を行ったこと話した。一方、サバラもインスタグラム上にアランゴの噛み跡をアップした。
SNSやメディアではW杯でのスアレスの事件と比較する声が多く、スタジアムへの入場禁止を含むサッカーに関するあらゆる活動が4か月禁止となったスアレス同様の重い処罰をアランゴにも求める声も上がっている。