出番なしFW宮市「自分が入ったら変えられると思っていた」

2012年03月02日 15時00分

ブラジルW杯アジア3次予選ウズベキスタン戦(2月29日、愛知・豊田スタジアム)で日本代表はまさかの敗戦。1997年(韓国戦)以来となるW杯予選でのホーム黒星、同予選連敗は85年(韓国戦)以来という屈辱を味わった。6月から始まるアジア最終予選へ向け暗雲が漂う中、初招集されながら出番のなかったFW宮市亮(19=ボルトン)が、悔しい胸中を本紙に独占激白した。(2012年3月1日発行紙面から)

——残念ながら日本代表のデビューは実現しなかった

宮市:(試合には)出たかったけど、収穫もあった。自分のレベルがどのくらいなのかも知ることができた。今回の合宿でボクがつかんだ手応えはすごくあった。今日のウズベキスタンも良いチームだったけど、自分がやっている(英プレミア)リーグの方が、レベルが高いと自信を持って言える。自分の中では、ここ(日本代表)でも十分できるかなと思った。

——ベンチではどんな思いで試合を見ていたのか

宮市:地元だったから、この中で出られるといいな、この中でやれたら幸せだなと思って見ていた。

——ウズベキスタン戦を間近で見て何を感じたのか

宮市:けっこう(DFラインの)裏が空いていて(自分が出れば)1対1になれるかな、と見ていた。正直、自分が入ったら何か変えられると思っていた。あと(日本は)シュートをどんどん打っていくイメージだったので、今日はそれがなかったな、と。もう少し打てば良かったと思うけど…それ以上はボクは言えません。

——日本代表の基本戦術や方針は理解できた

宮市:基本コンセプトは、相手の裏をとるということ。それはボクの得意とするところなので、次に(日本代表に)来る機会があったら、そういうプレーを見せたい。

——日本代表は体力的に厳しかったか

宮市:今回のスケジュールは正直、体がきつかった。他の選手と話していても「時差ボケが抜けない」と言っていた。でも、これをこなさないといけない。他の国ではボクと同世代の選手がこういうことを平気でこなしている。

——同世代といえば、2月28日に五輪出場を目指すU—23代表の関塚隆監督と会談した

宮市:はい。会って握手して話をしました。関塚監督は「頑張れよ」と言ってくれました。それ以上はちょっと(内容を)言えないんですけど…。

——ロンドン五輪をどう考えるのか

宮市:英国での開催ということだし、自分のいるリーグの国で行われる大会なので、これも何かの縁なのかなと思っている。もちろんボク一人では決められない。でも出場できるチャンスがあるなら出たい。自分にとっては大きな夢でもある。

——これからボルトンでも激しい戦いが待っている

宮市:結果を出していきたい。とにかく点を取りたい。メンタル、技術的に飛躍になる試合になる。結果を出して、またここに戻って来られるように頑張りたい。