【欧州CL】欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦は18日(日本時間19日)に2試合が行われ、ベスト8が出揃った。日本代表MF香川真司(26)が所属するドルトムント(ドイツ)はユベントス(イタリア)に0―3、2戦合計1―5で敗退した。

 第1戦を1―2で落としているドルトムントは逆転を狙ったが、ホームでイタリア王者に完敗した。

 ユルゲン・クロップ監督(47)は試合前日の会見で「1―0で勝てば笑顔で家に帰れる」と話していたが、開始早々にもくろみは崩れる。前半3分、ユベントスFWカルロス・テベス(31)のミドル弾で先制を許し、勝ち上がるには2ゴールが必要になると、その後は焦りからか立て続けに失点。後半25分にFWアルバロ・モラタ(22)、同34分に再びテベスに決められて0―3で敗れた。

 不調が伝えられる香川もCL2試合連続の出番なしで敗退し、日本人所属のクラブはCLベスト8に進めなかった。

 今後は低迷するドイツリーグでの巻き返しを狙う。(ドイツ・ドルトムント発)