【ACL】浦和次節にも敗退決定…J関係者は「予想通り」

2015年03月18日 16時00分

 17日に行われたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第3節、G組の浦和は敵地で北京国安(中国)に0―2で敗れ、まさかの3連敗。早ければ次節にも敗退が決まるが、他のJリーグクラブ関係者からは「予想通り」との声が続出している。

 

 前半こそ互角の勝負でスコアレスだったが、後半に入ってから致命的な守備のミスで2失点。攻め手もほとんどなく、スペインの名将グレゴリオ・マンサーノ監督(58)の前に沈黙した。

 

 8年ぶりのACL制覇どころか、勝ち点1すら取れない戦いの連続に、在京クラブ関係者は「あのサッカーでは勝てないよ。アジアの激しいサッカーに対応できない戦術と采配だからね」とミハイロ・ペトロビッチ監督(57)の手腕をバッサリ。また、在阪クラブ幹部は「レッズは補強したといってるが、あれは補強じゃない。相手チームの戦力を削っているだけ。アジアで勝とうという戦力を整えていないんだから、この結果も当然だよ」と浦和の強化方針を皮肉った。

 

 今季は他クラブの主力級をかき集め、2チーム分の戦力を揃えた。だが、8年前にACL制覇の立役者となったワシントンやポンテのような大物外国人は獲得できず、日本人選手もGK西川周作(28)以外はA代表にも招集されない小粒なメンバー。アジアで勝つために必要な荒々しさがないチームになった。8年前のACL優勝メンバーの元日本代表MF阿部勇樹(33)は「一つ勝たないと始まらない。勝つための努力をしないといけない」と声を絞り出すのがやっと。地に落ちた“赤い悪魔”の今季のアジアの戦いは、早くも終わりを迎えようとしている。