ザックジャパンは“ジーコ無視”

2012年09月11日 11時00分

 ブラジルW杯アジア最終予選イラク戦(11日、埼玉)を控える日本代表に“神様”無視の指令が出ていた。イラク代表を率いるのは元日本代表監督のジーコ監督(59)。日本を知り尽くす男だけに、日本代表は敵将を異常警戒しているが、これが逆に動揺を招きかねない。そこでチームはジーコ監督の話題を一切口にしない方針を固めたという。

 

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が「ジーコ監督の経験は警戒しなければならない」と言えば、エースのMF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)も「ジーコが監督なんでね。この選手はこういうプレーをするとか(イラク選手に)伝えている」と敵将の存在を意識していた。

 

 ジーコ監督は元日本代表の指揮官でJリーグでも長くプレー。さらに元ブラジル代表のスター選手で“神様”と呼ばれた偉人だ。それだけにザッケローニ監督を始め、選手たちも警戒を強めるわけだが、チーム内からは過剰反応に対する懸念の声が噴出する。

 

 GK西川周作(26=広島)は「ジーコさんが話題になっているけど、選手としてはそれに惑わされないようにしようと…。その話は一切せず、選手の分析に集中して自分たちのサッカーをやることが大事ということになった」と選手間で話し合ったことを明かした。

 

 国際サッカー連盟(FIFA)の定めるランキングでも日本は23位でイラクは78位と実力差は明らか。ただジーコ監督の存在を必要以上に意識することは、動揺を招きかねない。そこでイレブンはジーコ監督の戦略について、話題にすることを封印したという。

 

 ジーコ監督の大き過ぎる存在が審判のジャッジを含め、各方面に及ぼす影響も不安視される中、日本イレブンは敵将を意識しないことで、勝ち点3を積み上げる。

 

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