親友で〝24時間ライバル〟だった J1川崎・家長昭博が明かした本田圭佑への思い

2021年10月16日 07時00分

東日本大震災の復興支援チャリティーマッチで練習する本田圭佑(左)と家長昭博(2011年3月28日)
東日本大震災の復興支援チャリティーマッチで練習する本田圭佑(左)と家長昭博(2011年3月28日)

【取材の裏側 現場ノート】元日本代表MF本田圭佑(35=スドゥバ)の挑戦が話題になっている。9月にリトアニアでのプレーを決断し、新天地デビューでいきなりゴール。さらに10月の国際Aマッチデー期間には実質的な監督としてカンボジア代表の指揮を執り、グアムとのアジアカップ予選プレーオフに連勝した。

 まだまだ存在感を放っている本田だが、永遠のライバルも日本で意気軒高。J1川崎のMF家長昭博(35)だ。

 2人はG大阪ジュニアユース時代の同僚で誕生日まで一緒。プロ入り後も何かと比較されてきた。本田が日本代表の絶対的なエースとして最も輝いていた2014年ブラジルW杯の直前に、当時J1大宮でプレーしていた家長にこれまでライバル視されてきた本田についての話を聞きたいとお願いすると、家長は快く応じてくれた。

「ずっとプライベートも一緒にいましたね。本当にまっすぐで負けず嫌いなやつで、けんかもしょっしゅう。おれのほうがうまいとか日常茶飯事で言い合ってたし、腕相撲とかカラオケとかそんなん全部やった」と親友でありつつ〝24時間ライバル〟だったという。

 とはいえ、そこに過剰な意識はない。「いつも刺激をもらうし、いつも応援している。W杯でもクラブでも彼の活躍を常に応援している。僕のサッカー生活の中ではすごく影響力のある人物」。ライバルや友人という域を超えた関係なのだろう。

 そして、忘れられない言葉がある。「いつかまた同じチームでプレーしたいか」と問うと「一緒にやりたいですね。そういう気持ちは持っているし、そういう時を作れるように向上したい」。多くのキャリアを重ね、円熟味を増した2人のコンビをどこかで見てみたい。(サッカー担当・渡辺卓幸)

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