昨年11月に急死したサッカー元アルゼンチン代表の大スターであるディエゴ・マラドーナ氏(享年60)から数々の虐待を受けたと女性が告発し、波紋を広げている。a

 キューバ出身のマヴィス・アルバレスさんは、16歳の時から4年間、マラドーナ氏と交際。その際に受けた行為を、米メディア「アメリカ・テヴェ」に告発した。

 マラドーナさんはコカイン中毒と闘うため、2000年から4年間、フィデル・カストロ大統領に招待されキューバに滞在。その際、現在37歳のアルバレスさんと出会った。

 交際に発展したが、アルバレスさんはスーパースターから暴力を受けたり、コカインや豊胸手術を勧められたという。「何度も暴力を受けた。彼は孤独を感じていて、彼を喜ばせるために私はコカインを試してしまった。それは私の人生で最大の過ち。薬をやめようとすると、アルコールに逃げ込むというスパイラルに陥った」と、10代の苦しみを涙ながらに明かした。また豊胸手術のために、アルゼンチンにも連れていかれたという。

 アルバレスさんは「今になって、16歳の自分がこのようなことをしていて、恥ずかしい。彼はお金持ちの外国人で、私を選んでくれ、私は断ることができなかった。彼の女になれたのは特権だった」などと話している。
 サッカー界のスーパースターは、死後も世間をにぎわしている。