なでしこW杯連覇へ 宮間に頼れる“諜報部隊”

2015年02月24日 16時00分

 W杯連覇を目指すサッカーのなでしこジャパンが23日、千葉県内で合宿を開始した。3月4日開幕のアルガルベカップ(ポルトガル)に向けて国内組16人と練習パートナー5人(うち2人が遠征メンバーに昇格)が初日から熱のこもった動きを披露。そのなかで、今年の主将就任が濃厚なMF宮間あや(30=岡山湯郷)は独自にW杯のライバルたちの情報収集を進めていることを明かした。

 

 6月のカナダW杯1次リーグで対戦するスイス、カメルーン、エクアドルについて、佐々木則夫監督(56)は「我々が持っている情報より、向こうが持っている我々の情報のほうが多い」と情報戦で後れを取っていることを懸念。W杯女王になったチームの宿命だが、そんな指揮官の不安をよそに宮間は「私のところには情報が入ってくる。というより、嫌でもそれを聞かされる」と告白した。

 

 宮間に情報を送る“諜報部隊”は欧州で活躍する海外組。特にFW大儀見優季(27=ボルフスブルク)からは本人からの一方的な(?)直電だけでなく、共通の知人を通じて興味深い話が続々と寄せられている。ボルフスブルクに所属する2人のスイス代表選手の細かいプレースタイルやクセ、さらにドイツやフランスといった強豪国の仕上がり具合など、日本協会側も把握していない話が盛りだくさんだ。

 

 それだけに、あとは自分たちの強化に集中するだけ。「4年前は最高の快感を味わっている。あの時は見たことがない景色を見たいと思っていたが、今はもう一度あの景色を見たい。やれることは何でもやる。1秒も無駄にできない」。157センチの小さな主将はすべてを背負い、W杯ロードを歩み始めた。