日本代表新監督候補 渦中の3人を直撃

2015年02月25日 11時00分

武田氏(左)は長谷川監督の代表監督就任を熱望

【武田修宏の直言!!】

 Jリーグの開幕に先駆けて19日に行われた「キックオフカンファレンス」で、日本代表監督の候補に名前の挙がった指揮官に心境を聞いてみた。まずは今季からJ1神戸を指揮するネルシーニョ監督(64)にあいさつすると「いつもテレビで見ているよ。武田がもう少しやせていればオファーを出したのに…」と笑顔で答えてくれた。

 

 かねて日本代表監督にふさわしいと思っている指導者。日本でも数々のタイトルを獲得し、若手育成面などの手腕も申し分ない。「次の代表監督はネルシーニョさんだね」と伝えると「ないね。ハハハ」と受け流されてしまった。そこで「ではどんな指揮官が合うのか」と質問してみた。

 

 すると、腕組みしながらしばらく真剣に考え込み「日本人は性格上、論理的な作戦は信じてやる実行力がある。規律を重んじる人種なので日本代表の監督には戦略家が向いている。個人的に思うのは日本人は頭がいいのでクリエーティブなプレーを求めてしまい、強豪と戦うときは小さくなってしまうんだ。成熟すればもっとやれる」。現役の外国人監督として、日本サッカーを冷静に見ているし、その分析力には改めて感心させられた。

 

 日本人で代表監督候補にも挙がった広島の森保一監督(46)は「うれしいけど(G大阪の長谷川)健太さんもいますから。日本人(監督)として毎年試される」。再びタイトルを取って2020年の東京五輪代表監督を狙ってほしいよ。

 

 最後に清水東高(静岡)の先輩でG大阪の長谷川監督(49)にも代表監督問題について聞くと「まったくオファーがないので」とマジメ。それでも2年連続の3冠となれば今後の有力候補になるのは間違いない。やっぱり日本代表監督にはJリーグ経験者が最適とは思っているから、今年の活躍を期待したいね。(元日本代表FW)

 

 ☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

 

 

 

http://takeda.at.webry.info