3月の日本代表戦 原専務理事に代行監督待望論

2015年02月22日 11時00分

原専務理事

 やっぱり原ジャパン!? 日本サッカー協会の小倉純二名誉会長(76)が、代行監督に原博実専務理事(56)を“指名”した。八百長問題で解任されたハビエル・アギーレ氏(56)を招聘した張本人とあって異論が噴出しそうだが、まさかの“待望論”も出ている。

 

 小倉氏は、3月27日の国際親善試合チュニジア戦、同31日ウズベキスタン戦に向け新監督選考が難航している現状に「3月に(新監督で)やれればいいが、間に合わなかったら、原専務理事でいいんじゃないか」と私見を述べた。

 

 原氏は、J1浦和やFC東京で監督を務めている。2010年8月に代表監督に就任したアルベルト・ザッケローニ氏(61)の就労ビザが間に合わなかったため同9月の国際親善試合(パラグアイ戦、グアテマラ戦)で代行監督を務めており、今回も有力な候補だ。

 

 しかし、原専務理事は八百長問題で解任されたアギーレ氏の選考責任者でもある。協会内には慎重論があり、すんなり代行監督を任せるような雰囲気ではない。サポーターからも異論噴出が避けられず、Jリーグ各クラブからの反発も間違いないだろう。

 

 ところがチュニジア戦を中継するTBS関係者は意外にも原代行監督を支持。「協会の人がやるのが自然な流れでしょう。なるにしても知名度がある人にやってもらいたい。そういった流れだったら原さんにやってもらえば、他の人よりは注目されるはず。実績もありますしね」

 

 協会内の代行候補としては技術委員長の霜田正浩氏(48)、J1横浜Mやラオス代表監督を務めた技術委員の木村浩吉氏(53=育成担当ダイレクター)が有力視される。その2人に比べれば、現役時代にエースと呼ばれた元日本代表FWで知名度のある原代行監督の方が“数字が取れる”というわけだ。

 

 原氏はぼくとつとした語り口や明るい人柄もあってテレビ界では好意的に受け取られている。協会内には元日本代表監督の岡田武史氏(58)を代行に推す声もあるが、再び“原ジャパン”となるのか気になるところだ。