【欧州CL】クルトワ神セーブ連発!チェルシー敵地でドロー

2015年02月18日 16時00分

【フランス・パリ発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)が17日(日本時間18日)に再開し、決勝トーナメント1回戦第1戦2試合が行われた。チェルシー(イングランド)は敵地でパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)に1―1で引き分け。終始劣勢だったが、ベルギー代表GKティボ・クルトワ(22)がビッグセーブを連発し、第2戦への希望をつないだ。

 

 若き守護神がチームの危機を救った。

 

 故障者続出のチェルシーは名将ジョゼ・モウリーニョ監督(52)でさえも、やりくりに苦労するほどのメンバー編成。シュート数はPSGの14本に対し、チェルシーはわずか2本。試合の主導権は完全に奪われたが、クルトワの活躍が全てを帳消しにした。

 

 前半11分、PSGのMFマチュイディの強烈なヘディングシュートをはじき出すと、左クロスからFWイブラヒモビッチに高い打点のヘディングシュートを浴びたが、これも右手一本で防いだ。同34分にはFWカバーニのシュートもパンチングでセーブ。この好守が2分後の逆襲劇につながった。

 

 右サイドでFKを得たチェルシーは、流れで上がっていたDFテリーの左クロスをDFケーヒルがヒールで流し、浮き球をDFイバノビッチが頭で押し込んでゴールネットを揺らした。DF3人の連係から生まれたこの日唯一の枠内シュートが試合を動かした。

 

 後半9分にカバーニに同点ゴールを許したチェルシーだったが、そこからクルトワが本領を発揮。同15分にイブラヒモビッチのシュートを左足でブロック。35分には最終ラインを突破したカバーニと1対1になったが、コースを消してシュートを枠外に追いやった。後半アディショナルタイムにもイブラヒモビッチの叩きつけるヘディングシュートをはじき出し、そのまま試合終了。敵地でアウェーゴールを奪っての引き分けという上々の内容で、ホームでの第2戦につなげた。

 

 昨季はアトレチコ・マドリード(スペイン)に期限付き移籍し、欧州CL準優勝の立役者になったクルトワ。そのままアトレチコ残留の可能性もあったが、モウリーニョ監督は正GKチェフをサブに降格させる非情な決断を下してまでチェルシーに呼び戻した。指揮官の決断に間違いがなかったことを若き守護神が証明してみせた。