柏ACL本選出場も古巣復帰の大津は“宝の持ち腐れ”?

2015年02月18日 16時00分

 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ(17日、千葉・柏)は、J1柏が延長の末にチョンブリ(タイ)を3―2で破り、本大会出場を決めた。

 

 3年半ぶりに柏に復帰したFW大津祐樹(24)は延長後半8分から出場したが、10番を背負う期待の“チャラ男”が宝の持ち腐れになる危険性が出ている。

 

 かねて「今のレイソルのチーム編成を考えると、(大津が)フィットするかどうか微妙なところ」とライバルのJクラブ強化担当者間で指摘されてきたが、この日の試合で、それが浮き彫りになった。

 

 左ウイングでポジションを争う新外国人のクリスティアーノ(28=前甲府)が持ち前のテクニックやスピードを存分に披露。ゴールこそ奪えなかったが、16本のシュートを放つ積極性を見せた。元日本代表FW工藤壮人(24)も「クリスティアーノは強力。左サイドからゴリ押しで突破もできる」と舌を巻き、決勝点を挙げたFWレアンドロ(30)も「チャンスをつくったのは良かった」と活躍に太鼓判を押した。その一方で、優良助っ人の活躍は大津の出場機会が奪われることを意味する。

 

 大津は他のポジションもこなせる器用さがあるが「ウイングで勝負する」と退路を断つ覚悟を示している。しかし、強力助っ人からのレギュラー奪取は厳しい状況で、このままではベンチ要員に甘んじることが濃厚。柏はチャラ男をどう生かせるかが今季の大きなテーマになりそうだ。