次の日本代表監督候補と見られている元デンマーク代表MFミカエル・ラウドルップ氏(50)が現在率いているカタールのレフウィヤ監督の続投を宣言した。英「BBC」や「スカイスポーツ」によると、ラウドルップ氏は母国メディアに「私はどこにも行かない。クラブと6月30日まで契約を結んでいる。他のチームのリストに自分の名前が出るのは非常にうれしいことだが、今はカタールを離れない」と明言したという。

 八百長疑惑に関連して解任したアギーレ氏の後任となる代表監督の選定は、日本サッカー協会の技術委員会が5~6人の候補者をリストアップ。すでに霜田正浩技術委員長が渡欧し、調査を開始している。

 これまでラウドルップ氏のほか、元J1鹿島監督のオズワルド・オリベイラ氏(64)、前ブラジル代表監督のルイスフェリペ・スコラリ氏(66)、ルチアーノ・スパレッティ氏(55)、ベルント・シュスター氏(55)、フェリックス・マガト氏(61)、バヒド・ハリルホジッチ氏(62)、パウロ・ベント氏(45)らの名前が浮上しているが、新監督選考は難航必至の状況だ。