【欧州CL徹底分析】内田とCロナ初激突

2015年02月15日 09時00分

【欧州CL決勝トーナメント1回戦徹底分析(1)】18日、シャルケVSレアル・マドリード

 2014―15シーズンのサッカー欧州チャンピオンズリーグ(CL)はいよいよ17、18日(日本時間18、19日)から16チームによる決勝トーナメントが始まる。昨季王者のレアル・マドリード(スペイン)の連覇はなるか。そして、エースFWクリスチアーノ・ロナウド(30)は2季連続得点王を獲得できるのか。立ちはだかるライバルたちの動向とともに1回戦全8試合を徹底分析した。

 連覇を狙うレアルの第1関門には“ストップ・ザ・クリロナ”に闘志を燃やす男がいる。日本人選手として欧州CL最多出場記録を更新し続けているDF内田篤人(26)。昨年12月10日のマリボル(スロベニア)戦で通算27試合目の出場を果たした背番号22にとって、今回のレアル戦は特別な意味を持つ一戦だ。

 シャルケは昨季も決勝トーナメント1回戦でレアルと激突したが、内田はCL直前のドイツリーグで右太もも裏を肉離れ。レアルとの夢対決に出場することができなかった。内田不在の試合は第1戦が1―6の惨敗。C・ロナウド、FWガレス・ベイル(25)、FWカリム・ベンゼマ(27)に2得点ずつ奪われる屈辱的な内容だった。第2戦もC・ロナウドの2得点などで1―3と完敗。結果的に、この2試合で4得点を挙げたC・ロナウドはCL得点王にまで上り詰めた。

 内田は「自分が出ていても(結果は)変わらなかったよ」と冷静だったが「自分の力がどんなものなのか、見てみたかった気もする」とも語った。右サイドバックの内田とマッチアップするのは、レアルの強力3トップの左に位置するC・ロナウド。献身的な守備とタイミングのいい攻め上がりを見せる内田がC・ロナウドを封じられれば…日本のファンとしても期待は膨らむ。内田はアジア杯欠場の原因となった右ヒザ痛も順調に回復し、再開したドイツリーグで実戦復帰した。CLでの大暴れが十分期待できる。

 とはいえ、今季のレアルの強さは昨季を超えるものがある。特にC・ロナウドは絶好調。CLでは1次リーグ5得点で得点ランク3位タイだが、スペインリーグでは18試合で28得点(4日現在)と驚異的なペースでゴールを奪っている。個人技が冴え、周囲のサポートも万全。ベイル、ベンゼマとの3トップだけでなく、MFトニ・クロース(25)らとの連係も抜群で、誰か一人を止めれば勝てるというレベルのチームではない。

 レアル絶対有利という見方は不動。シャルケとしてはホームでの第1戦で内田ら守備陣が極力失点を減らし、引き分け以上で終えられれば大金星の可能性も見えてくる。