海外クラブからの監督引き抜き 欧州と南米の決定的違い

2015年02月10日 11時00分

日本サッカー協会の霜田技術委員長(右)とJ1名古屋GMで技術委員の久米氏

【サッカー情報局】

 

 デスク:日本代表の後任監督問題で技術委員会は「Jクラブからは引き抜かない」という方針だけど、候補者には現職の監督もいる。海外クラブなら引き抜いても問題にならないの?

 

 サッカー担当記者:基本的に、欧州で契約している監督をシーズン中に引き抜けば、違約金が発生します。J1クラブの強化担当者は「今の時点で欧州クラブからは無理。莫大な違約金を取られる。(シーズン終わりの)6月ならチャンスはある」と話しています。それにクラブやサポーターからも日本が恨まれるので、得策とは言えません。

 

 デスク:欧州は契約社会だからな。そうなるとブラジルとか南米のクラブで指揮している監督に候補がいるってことか。南米は違約金とか発生しないのか?

 

 記者:公認資格を持つ代理人によると、ブラジルのクラブでは、監督の契約はアバウトらしいです。それに実績のある指導者の契約には「海外クラブからオファーがあった時は契約を解除できる」との項目が入っているのが常識なので、クラブやファンも寛容とのことでした。

 

 デスク:だからパルメイラスを指揮するオズワルド・オリベイラ氏(64)や、グレミオを率いているスコラリ氏が候補になるのか。

 

 記者:ただ、技術委員会はサッカーの最先端である欧州での実績を優先するようなので、優先順位は低いみたいですね。