アギーレ監督だけじゃない!連れてきた人間も責任取るべき

2015年01月24日 16時00分

【武田修宏の直言!!】サッカーにはこういうことがあるという典型のような試合だったね。1次リーグで危なげなく無失点で3連勝しながら、決勝トーナメントの初戦でUAEを相手に開始早々に油断して失点。何とか追いついても、守りを固める相手を攻めあぐねてPK戦で敗退。チャンスの数は多くても、ゴールにつなげられなくては勝てない。残念だけど、これが今の日本サッカーの現実なんだ。

 

 大陸別の大会で優勝を逃したという事実は重いよ。大仁会長はアギーレ監督を続投させる方針を示したようだけど、八百長疑惑うんぬんではなく、PK戦とはいえベスト4にも届かずに負けたのだから、普通の国なら当然解任だよ。

 

 攻撃陣は決定機を外しすぎたし、開始早々に失点したのは守備陣の油断というのを見れば、今回の敗戦の原因は選手にあるのも確か。だが、そういうチームにしたのもアギーレ監督。以前にも書かせてもらったが、練習を見ていて創造性を感じなかったし、選手に自由に考えさせるという指導法はやはり日本人には合わない。誰が今大会敗退の責任を取るのかといったら、やっぱり監督だと思う。

 

 結果が出なければ、その地位を追われるのがプロの世界。私もV川崎でゴールを取れなくなったらクビを言い渡された。アギーレ監督には八百長疑惑という悪いイメージもある。もっと言えば、ブラジルW杯の反省もなくここまでやってきた協会首脳、アギーレ監督を連れてきた人間も責任を取るべき。ロシアW杯で勝つために何が必要なのか。もう一度考え直すいい機会だ。

 

 ☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

 

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