<アジア杯準々決勝:日本1-1(PK4-5)ヨルダン>FW本田圭佑(28=ACミラン)はまさかの失敗で天を仰いだ。PK戦1人目で登場したが、左足のシュートはクロスバーを大きく越えるミスキック。「GKを見て、ちょっと強めに蹴ろうと最後に切り替えて、その結果、しっかりと当てられなかった」。前回大会のMVPは8強止まりの結果に「これが現実。プレッシャーに打ち勝つことができなかった」と悔やんだ。

 優勝を逃したことで17年コンフェデレーションズカップ(ロシア)の出場権獲得に失敗。また3位までのチームに与えられる次回アジアカップのシード権も逃し、予選からの出場が確定した。次回大会の予選は17年から始まる予定だが、基本的には国際Aマッチの日程で開催される。ブラジルW杯前に行った強豪相手の親善試合や欧州遠征の実現は難しくなり、本田としても強化プランの変更を余儀なくされそうだ。