アギーレジャパン解体は不可避「指揮権剥奪」求める声も

2015年01月25日 11時00分

 

「欧州の目ぼしい監督は今ほとんど空いていないし、それは日本も同じ。それにこれだけゴタゴタしている中で『はい、やりますよ』なんて言う人はまずいないでしょ」とJクラブ関係者は指摘する。欧州ではシーズン中のこの時期に有力監督は“市場”に残っておらず、日本人を含めたJクラブの指揮官たちもすでに来季へ向け始動。何より、ピッチ内外で最悪の状態にある日本代表を率いたいと思う奇特な監督はいないというのが実情だ。


 だが、現実問題としてアギーレ監督は2月にも裁判所への出頭が確実視され、裁判が長引けば日本代表の仕事に支障が出てくる。チームの当面の目標は6月から始まるロシアW杯アジア予選で、監督不在期間が増えるようだと強化も進まない。


 協会関係者の中からは「監督の指揮権を一時剥奪すべき。解任ではないからカネの問題は出ないだろうし、今回の責任を取るという形にもなる。とにかく今回のメンバーで勝てなかったんだから、劇的な変化を与えないといけない」という声も上がっている。


 当初から協会が疑惑の指揮官を解任ではなく“強制休養”させるのでは…と見られてきた。日本代表は3月に親善試合2連戦(27日チュニジア戦=大分、31日ウズベキスタン戦=東京)を控えるが、それが現実的に。現場から一時離れてもらい、本田や香川ら欧州組を招集せずロシアW杯に向けた新たな強化に踏み出すべきという考えだ。


 いずれにせよ、アギーレジャパンの解体は不可避。あとはそこに向けた手順の問題だけ。惨敗で日本を失望させた“灰色指揮官”を擁護できる要素は何もない。