マンU史上最大の失敗補強? 26歳の“ロナウジーニョ2世”にオファーなし

2015年01月25日 16時00分

オファーが1つもなく苦境に立たされているアンデルソン

 マンチェスター・ユナイテッド史上に残る失敗補強となるか――。“ロナウジーニョ2世”として注目を集めた元ブラジル代表MFアンデルソン(26)がもがき苦しんでいる。今シーズン出場機会を失っているため移籍オファーを待っているが、現状は打診すらないと英メディア「テレグラフ」が報じている。
 
 同メディアは「冬の移籍市場がオープンしてから3週間たつが、ユナイテッドは一つのオファーも受け取っていない」とアンデルソンの市場人気が大幅に下落していると伝えた。
 
 そしてこのままオファーがないようならば「ユナイテッドはアンデルソンが新しいチームを見つけるために、契約解除も検討するだろう」と無償で放出する可能性があると予測。そうなれば「ユナイテッドで最も失敗した補強の一つとして名を残すだろう」と歴史に残る失敗になることを強調した。
 
 アンデルソンは10代で名門マンチェスター・ユナイテッドに2600万ポンド(約46・4億円)で引き抜かれ、将来を嘱望されたタレント。華麗なテクニックと創造性あふれるプレーから元ブラジル代表ロナウジーニョ(34)の後継者として期待されていた。移籍当初はプレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ制覇に貢献したが、近年はけがやフォームを崩し出場機会を減らしていった。
 
 2014年の1月にセリエAのフィオレンティーナ(イタリア)にレンタル移籍するも、輝きは取り戻せなかった。今季もファンハール監督の下、開幕から戦力外扱いされ、プレミアリーグでは1試合のみの出場にとどまっている。
 
 ユナイテッドは昨夏250億円ともいわれる大型補強を敢行したとともに、余剰戦力を整理。日本代表MF香川真司(25=ドルトムント)やポルトガル代表MFナニ(28=スポルティング・リスボン)などが放出され、アンデルソンも放出候補となっていたが、話がまとまらずに残留していた。
 
 イングランドでは南米出身の選手は苦戦するといわれるが、アンデルソンはユナイテッドで170試合以上に出場。南米出身の選手としてはクラブ最多記録を保持している。まだまだこれからピークがきてもおかしくない年齢のアンデルソン。再び輝きを取り戻し、本家ロナウジーニョばりの笑顔をピッチで見せられるだろうか。