長友のピンチ救ったアギーレ監督

2015年01月23日 11時04分

【オーストラリア・シドニー22日発】アギーレ監督はUAE戦の前日会見で意外な優しさを見せ、同席したDF長友佑都(28=インテル)のピンチを救った。

 会見の途中、長友は昨年のW杯ブラジル大会の反省と次回ロシア大会に向けた思いを聞かれると、言葉を詰まらせた。その後の沈黙は、約20秒にも及ぶ長さ。会見場は微妙な空気に支配されつつあった。

 そこでアギーレ監督は「じゃあ、先にお答えしましょう」と切り出し「佑都は戦うことのできる選手で、他の選手たちに愛され、敬意を払われている。明るい性格がグループにいい影響を与えていると思う」と長友への信頼を語った。これで場が和み、落ち着いた長友は「そのことを言葉で発するにはエネルギーが必要。そのエネルギーを使うなら、明日の試合のダッシュ1本に使いたい」と前を向いた。

 ブラジルW杯の悔しさは今でも長友の心の傷。葛藤がありながら今大会に臨んでいることをアギーレ監督に話したわけではないが、指揮官は全てを察して助け舟を出した。アギーレ監督の“ファインプレー”に長友はプレーで応えたいところだ。