<前園真聖ゾノの焦点!>これから先は豊田の使い方が勝利のカギ

2015年01月23日 11時00分

豊田陽平

 アジアカップ1次リーグ3試合無失点で3連勝。アギーレジャパンは盤石の試合運びで勝利を重ねています。決勝トーナメントでも好ゲームを見せてくれると思いますが、アジア制覇に向けて気になるのは本田の起用法です。

 

 ここまでの3試合を見てもわかるように、後半も中盤を過ぎると完全に足が止まってしまいます。疲労もかなり蓄積しており、決勝まで万全な状態で戦えるかは微妙なところです。アギーレ監督は基本的にフル出場させると思いますが、中2日の日程を考えれば、今後は勝負が見えた時点で早めに交代させたほうがいいかもしれません。

 

 もちろんアギーレジャパンが優勝するためにはエース本田の力が欠かせません。高い決定力を誇るフィニッシャーとしてファイナルまで使い切るには、無理させないことも重要な戦略になってくるはずです。

 

 185センチの長身FW豊田陽平(29=鳥栖)の使い方も注目です。準々決勝以降は延長、PK戦もあり、豊田を中心にパワープレーを仕掛ける場面も出てくるはずです。初戦パレスチナ戦で途中出場したときは試合に入れないまま終わりました。今後、起用されるときには、しっかりとゲームの流れに乗れるかが勝敗の分かれ目になるでしょう。

 

 アギーレジャパンは2連覇に向け、チームとしてのまとまりも出てきています。いつも押し込まれる後半開始の戦い方についても、チームとしてポゼッションを高めたり、全体でプレスをかけるなど変化をつけられるようになれば、必ず結果はついてきます。(元日本代表MF)