<アジア杯>遠藤のダメージ心配する声

2015年01月22日 16時00分

 日本の大黒柱として奮闘するMF遠藤保仁(34=G大阪)に対して、不安の声が出ている。

 

 1次リーグでは初戦のパレスチナ戦で先制点をマークするなどさすがの存在感を見せたが、Jクラブの強化担当者は「ヤットの使い方はアギーレ監督も相当気を使っているね。ここまで随所にいいプレーはあるけど、終盤になると動きが鈍くなっていたし、次は間隔も詰まる。国内3冠の疲労に加えて、あの暑さと年齢でしょ。これから影響が出てこなければいいけど…」と指摘する。

 

 遠藤にとっては4度目のアジアカップ。日本のどの選手よりも経験があり、2011年の前回大会でも全6試合に出場した。だが今回は大会までのプロセスが異なる。

 

 所属するG大阪は昨季3冠を達成。その代償としてシーズン終盤は過密日程となり、遠藤はフル回転を余儀なくされた。オフの期間も短く、疲労が抜けきらないうちに大会に突入。アギーレ監督もそれを考慮して早めにベンチに下げるなど出場時間を短くしてはいるが、30度を超す真夏のオーストラリアの暑さで確実にダメージは蓄積している。

 

 日本サッカー協会の原博実専務理事(56)は「UAEはいいチームだが、相手よりも自分たちのコンディション調整がとにかくカギになる」と見ている。「相手のほうが(試合間隔が)1日多いけど、しっかりリカバリーして臨みたい」とひょうひょうと語る遠藤だが、周囲の不安を吹き飛ばせるか。