カズが“連闘”で日本のサッカーファンを魅了した。

 三浦知良(47=横浜FC)は17日に行われた「阪神・淡路大震災20年 1・17チャリティーマッチ」(神戸)では2ゴールを決めた上に2種類のカズダンスまで披露し、千両役者ぶりを発揮。1998年フランスW杯直前に代表落選を言い渡された岡田武史氏(58)とピッチ上での“因縁対決”も実現した。続く18日には、元日本代表MF奥大介氏の追悼試合にも参加し「大介は非常にサッカーを楽しむ選手。サポーターから愛されてましたね」と故人をしのんだ。

 オーストラリアで奮闘を続ける日本代表にもエールを送り「日本はアジアのいろんな国から潰すという目標にされている。だから常に成長していく姿勢が大事。これからは一戦一戦が勝負になる」とアドバイス。さらに「香川(真司)選手には頑張ってほしい。好きなんです。プレーも、人間としても」と親交のある“弟分”の活躍に期待を寄せていた。