オフ・ザ・ボールの動き良くなった岡崎

2015年01月18日 11時00分

【武田修宏の直言!!】1―0の勝利したアジアカップ1次リーグD組第2戦のイラク戦で、日本代表は長短を含めた縦パスの意識が高く、積極的に仕掛けたね。敵陣に圧力をかけて、サイドからのクロスやパスで崩すという狙いだったんじゃないかな。暑さのために少しミスが多い選手もいたけど、何とかしのいで勝ち点を積み上げたことは評価したい。

 

 この試合ではFW岡崎に注目していた。彼は昨年あたりからDFラインの裏への抜け出し、体を張ったポストプレー、自らがおとりになるなど、ストライカーとして非常に質の高い動きを見せている。特に、今季はオフ・ザ・ボールの動きが格段にレベルアップした。

 

 彼は、カズ(元日本代表FW三浦知良)のように派手なプレーがあるわけではない。どちらかといえば地味なパフォーマンスだけど、しっかりチームに貢献している。はっきりいえば玄人好みの選手だね。

 

 ドイツリーグで得点ランキング4位が彼の実力を証明している。体は大きくないが、今後も活躍してくれるはず。日本代表はアジアカップ優勝が義務づけられているチーム。ピッチ外は少し騒がしい状態が続いているけど、これからも試合に集中してほしいね。

 

 ☆武田修宏:たけだ のぶひろ=1967年5月10日生まれ。静岡県出身。幼少期から「天才少年」と呼ばれたストライカー。名門・清水東(静岡)から86年に読売クラブ(現東京V)入り。ルーキーながら11得点を挙げ、リーグVに貢献し、MVPにも選出された。Jリーグ発足後はV川崎や磐田、京都、千葉などでプレー。00年には南米パラグアイのルケーニョに移籍。01年に東京Vに復帰し、同シーズンで現役引退した。Jリーグ通算は94得点。JSL時代も含めれば152得点を挙げた。87年に日本代表に選出。93年米国W杯アジア最終予選でドーハの悲劇を経験した。

 

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